2024-04-27
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自身の職歴を見直す

転職回数の多い求職者が転職や再就職の活動をする際のハードルの高さについては、何かと転職の回数そのものについてスポットが当てられがちです。
確かに転職の回数の多さが、採用者側にマイナスの印象を与える現実は否めません。

しかしそれ以上にハードルとなるのは、転職の度に異なる職種や業種に就いて渡り歩いた場合です。
単に転職の回数が多いというだけではなく、客観的には職種や業種にも一貫性がないので採用者側の印象をさらに悪くしているばかりか、求職側にとってもこれを合理的に説明することがなかなか難しくなります。
職歴に一貫性のない転職を繰り返した人がいざ転職や再就職を考えた時には、相当の覚悟をもって入念に準備をする必要があります。
採用者側がこのような求職者を採用するリスクを考えれば、ハードルが高くなるのも当然のことであると言えるでしょう。
しかし、全く採用の可能性がないというわけではないので諦める必要はありません。

職歴に一貫性のない転職を繰り返している人がまずやるべきことは、今までの職歴をしっかりと見直してみることです。
一見なんら一貫性のないような転職歴であっても、どこかに一貫性があればそれをしっかりと採用者側へアピールすることができます。
またそのような一貫性が見いだせない場合であっても、採用後の勤続への意志の固さをアピールすると同時に、今回希望する職種が単なる思いつきや腰掛け程度ではないことを証明することで、採用への道が開けることがあります。
この場合には、その職種と関係する資格や免許を取得したり、前職での実績を説明に織り交ぜることが重要になります。